IPO、2カ月半ぶり再開 3社が上場
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今日はコロナ禍以降、初となるIPOが3社ありましたが、3社ともに好調な出足。IPOマーケットは思いの外早く戻ってきたという印象です。
このうち、電子チラシ事業を手掛けるロコガイド社は、クックパッドの元代表であった穐田さんがお家騒動後、2016年に同社からMBOした会社。
VC等、外部からの資金を一切調達せず、4年での上場です。
公募価格2,000円に対して初値4,605円、初日の終値が5,310円で時価総額500億円弱。
マザーズの中では存在感のある規模感ですが、本日時点でのクックパッドの時価総額が390億円弱なので、4年でかつての親会社を超えていますね。
価格コム、クックパッド、ロコガイドでの再現性を思うに、改めて天才的な手腕の経営者だと感じる次第です。ロコガイドはロードショーでお話をお伺いする機会を頂きましたが、穐田社長ご自身が純粋にやりたいことをされている、という印象が強く残りました（クックパッドの負のイメージが強すぎるという要因もあるかもしれませんが…）。
密を避けるのが当たり前になる中、まさに時代のニーズに即した「混雑ランプ」をどこまで広めることができるか、長い目で注目していきたいです。コロナ渦以前に上場承認、取り消しになった企業で再承認された企業はロコガイド、フィーチャ、コマースOneホールディングス、コパ・コーポレーション、Speee、アイキューブドシステムズ、GMOフィナンシャルゲートの6社
GMOフィナンシャルゲートは再承認時には10%〜40%想定時価総額が下落しています。
当初から売出株数が0だったロコガイドを除くと全ての企業が売出株数を減らしています。
Speeeは前回はマザーズだったのがJQスタンダードに変更するなど市況を考慮した動きが見られます。
