【駒崎弘樹】社会問題は「言語化」して初めて認識される

2020/7/2
音声番組「フルライフ対談」。4月に『フルライフ』(NewsPicksパブリッシング)を出版した予防医学研究者の石川善樹氏がホストを務め、充実した人生の送り方をゲストと語り合う番組だ。
前回に引き続き、ゲストはNPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹氏。
「イクメン」「ワンオペ育児」「病児保育」など様々な名コピーの生みの親でもある駒崎氏に、社会課題や固定概念を変革するために必要な視点、また自身の原点やWell-Beingな社会をつくるために必要な考え方を聞いた。
*音声はこちらからお聴きください

問題の「重心」を探せ

石川 駒崎さんは、社会課題に対してそれ単体の解決でよしとせず、問題の根本からひっくり返そうとする人です。いわば「1問1答」ならぬ「1問100答」を体現している。
単純なボトムアップやトップダウンの発想ではなく、構造を見抜いてバシッと重心を突きますよね。