中国人民銀、金利を据え置き 「政策の余地」残す
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経済成長率が潜在的な成長力を超える期間が長く続いて本来なら政策余地を作るべき局面で、政府と国民に迎合して異次元緩和を続けて政策余地を縮めた日本はもちろん、欧州もマイナス金利になって、政策余地を作るべく一旦利上げして資産規模縮小に動いた米国もトランプ大統領の圧力に新型コロナウイルスの問題が加わって今ではゼロ金利。
『人民銀は最近「今後に政策の余地を残すべきだ」(郭樹清・同行共産党委員会書記)と強調し』、『引き下げれば新型コロナウイルスで資金繰り悪化に苦しむ企業への融資を促す効果がある』ものを『2カ月連続で見送った』・・・ 低迷する経済を前にこういった判断と行動が取れる中国は、悔しくはあるけれど、まだまだ強いと感じてしまう・・・ (^^;金融市場や実経済へのインパクトや大きいだけに、緩和余地を残した中国を評価します。
困ったら利下げという安直な姿勢でないことがマーケットに浸透しているからこそ、実際に緩和に踏み切った時のインパクトがあります。
経済大国たる所以は政経への自信ですね。