「観客動員」以外の軸も──横浜DeNAベイスターズが模索する、withコロナ時代の球団経営
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注目のコメント
これはさすがベイスターズですね。
なんとなく、ついつい私たちは時間が経てば、スポーツ観戦も「元に戻る」と思い込んでるところがあるんですけど、スタジアムの集客人数とか、その際の駅や電車の混雑とか、いろんなことを考えると、残念ながら直近はコロナ以前と同じキャパで観客動員を全力で行うのは難しそうな印象が強いです。
とはいえ、球団やスポーツチームからすると、普通に考えると観客動員数と放映権が自分達のビジネスの中心になっているはずで、なかなかコロナ時代に合わせたビジネスモデルを考えると言っても発想が拡がらない気がします。
それがベイスターズはオンラインの観戦を試したり、フードデリバリーをはじめてみたりと、球場に足を運んでもらわなくても、球団経営が成り立つような新たな球団経営まで考えはじめているというのが非常に興味深いです。
同じスポーツチームでも経営者がここまで俯瞰的に自分達のビジネスを考えているかどうかで、今後は大きく差が出てくる気がします。コロナ対策は、鳴り物や応援歌のない、純粋に野球に集中できる環境を整備する機会になるはず。今の球場は対戦する球団の熱烈なファンでないと違和感を感じざるを得ない雰囲気。これはTV放送がなくなり、スタジアムの稼働率アップと単価アップのためにコアファンをグリップする方針が続いた負の側面で、かえって新規ファン獲得の障害にもなりうることを球団は考えて欲しい。
昨日の阪神-巨人戦をテレビで観戦しながら、感じたことです。
たくさんの観客が入っていることで見逃していることが数多くあることに気がつきました。
一人のバッターに向き合っている時の、サインの交換。バッターを見ながら、心理を読み、配球を決めていく。そのやり取りの緊張感が、無観客によりとてもクローズアップされている感じに痺れました。
また、キャッチャーがピッチャーに気持ちよく投げてもらうために、ボールをキャッチする時の音の出し方。ここにも技術があるのだと、無音の中で感じることができました。
テレビを通してなのに、何故か得られる“手触り感”。
そして、それでも得られない興奮や一体感。
そこに注目するのは、流石ベイスターズだと思います。
でも、僕は阪神を応援します‼️