• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

国内初のコロナワクチン治験、30日開始…来年春~秋の実用化を目指す

読売新聞
364
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    Stanford大学 博士研究員(免疫学)

    5/25に「非臨床試験での動物へのワクチン投与で抗体価上昇が確認できた」とのプレスリリースがあり、治験開始に向けて予定通り進行しています。動物で良好な結果が得られた(マウスとラットで抗体価が上昇した)という報道は多数見かけるものの、具体的な実験の方法やデータに関しては現段階では開示されていない状態で詳細が気になっています。

    核酸(DNA,RNA)を使用したワクチンは、ウイルスそのものを使用するワクチンに比べ安全性が高いことが見込まれ、開発の時間が短縮できることが特徴です。一方でこれまで認可されたことのある核酸ワクチンは存在せず、人類はまさに今新たな一歩を踏み出しています。まず最初に大切なのは人への投与で安全性を確認すること、これが記事にもある市立大病院の医療従事者20~30人を対象にした治験です。全く新しいワクチンの最初の安全性試験に医療従事者を対象にする選択は正しいのか?という意見も散見されます。

    核酸ワクチンはウイルスタンパク質を私たちの体の中に作らせて、それに対する免疫を惹起します。私たちの細胞内では、
    DNA ー転写ー>RNAー翻訳ー>タンパク質 
    の一連の流れが存在しています。イメージで言えば、DNA(設計本)/RNA(必要なところのコピー)/タンパク質(部品)といった感覚です。(3分でわかる動画を作りました。https://youtu.be/sOUUogTVvO0 )

    アンジェスもアメリカでRNAワクチンを開発しているモデルナもウイルスが細胞内への侵入に用いるスパイクタンパク質を標的にしています。上記の流れからわかるように、タンパク質を作るのにDNAからは2ステップ、RNAからは1ステップ必要です。したがってRNAの方が短時間でタンパク質が体内合成できるメリットがあります。またDNAワクチンの場合、私たちの体のゲノム に挿入されてしまうリスクが少ないながら存在します。
    一方で工場での製造や安定性の面でDNAが有利です。DNAはRNAよりも構造的に丈夫であること、RNAを大量合成するにはDNAの鋳型を作ってそこから転写の1ステップを踏んで作られるのが一般的だからです。どの方法にもメリット、デメリットがあります。多様なアプローチを同時並行して早いものから着実にデータを集めていくことが大切です。


  • badge
    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    アンジェスのワクチンは、先行するモデルナなどのワクチンがRNAというプラットフォームを用いているのとは異なり、DNAを用いたワクチンです。

    ともに、注射を受けた人の体の中でウイルスの破片が作られ、免疫応答が始まるという共通点があり、この点は体の外でウイルスに似た構造物を準備して注射する既存のワクチンとは大きく異なります。

    既存のワクチンは言わば出来合いの惣菜を与えるようなものであるのに対し、RNAワクチンやDNAワクチンはその惣菜のレシピだけを与えるようなものです。

    レシピを与えるだけなので、惣菜を準備するのに比べて圧倒的に準備までの時間が短縮されるという強みがあります。一方、惣菜が「しっかりしている」のに比べて、紙切れ一枚のレシピは失われやすく、ちゃんと必要なところに届ける難しさがあります。

    米国、英国、中国のワクチン開発からは遅れをとっていますが、これはこれで大切なものです。一歩一歩順調に進んでいけばと思います。


  • badge
    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    これは朗報だが北京で新たにロックダウンが始まっている。
    第二波なのだろうか。
    元々の発症の国であるだけに未来を予言している可能性はあるのではないかと思うがそれまでにワクチンの実用化がされることを願いたい。

    https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/amp/53059357%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAferwZr9gfS-GbABIA%253D%253D


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか