LG化学、液晶偏光板を中国企業に売却へ 1200億円
日本経済新聞
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注目のコメント
これはいかんな…良いサインとは言えない。
記事にもあるが偏光板は割と寡占な業界。日東電工、住友化学、そしてLG化学で大半。LGはLGグループということもあり、業界最大手の三星にはあんまり入れない。中国メーカー向けないしは自社向けだが自社では液晶パネル向けでは中小型では頑張れたのだろうが、大型向けはコスト競争もあったろう。ましてやLG電子やLGディスプレイは大型では有機ELシフトも進んでいる。
・今回の対象にはなってない有機ELでも偏光板は必要だが、必要な枚数は減る。有機ELもまだ十分な枚数が作れる状況にはなっていない。
・日東電工も中国向けなどではrole to panelのライセンシングに切り替えてたりもする。
・偏光板自体は様々な部材を貼り合わせ組み合わせて通常作るため、部材コストの占める割合は高い。利益はあまり出にくい業界構造。電池事業の穴埋めなのか?寄りによって杉杉とは。。
LCD素材もリチウムイオン電池も材料費の割合の高さは変わらないと思うのだが、株式市場の評価は良いみたいなので。。
(ご参考)LG化学がLCD素材事業を売却した理由、バッテリーなどに資源移転か
https://korea-elec.jp/posts/7845601/