“死と隣り合わせ”の⽇本の学校ニッポンの教育が沈みかけている「5つの理由」 妹尾昌俊(教育研究家)
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注目のコメント
辛い事例ですが、表にでないだけで珍しくありません。この件の場合、自殺を含めず、生徒指導やそれにかかわる対応だったらほとんど全ての教員が経験していることですよ。だから、そういう職場で、そういうことをしてお金を頂く職と認識しています。辞めてく人はホントに多いです。
それより、と言ったら叱られそうですが、今は子どものメンタルの方が心配ですわ。
今妹尾さんはこの状況下の教員の働き方を調査しているので、リンク貼っときます
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSex5TMvhsFr0C0srURel__UdTdE7Cl6NQnigIEecH_zbvkGog/viewform「NHKニュース(2016年12月23日)によると、ここ10年の間に少なくとも新人教員の20人が自殺しています。」
ここまで教員を続けられているのも、自分に合っていたというだけではなくたまたま色んな部分で歯車が噛み合っていただけかもしれないなと思わされます。
確かに、記事にあるような状況はいつでも起こりうることですし、似たような経験もありました。
けれど、少なからず管理職の対応とその他の職員の支えが足りなさすぎるのは否めなかったのでもっとこの職場環境や自治体が変わるべきところのように思います。
「もはや「学級崩壊」のレベルではなく、「教師崩壊」「教育崩壊」とも言うべき現実があるのです。」
もちろん数え上げればキリがないぐらいあると思います。
けれど、明らかに教育現場の報道される情報はマイナス面が圧倒的に多すぎます。
全国各地で素敵な教育活動を行っている先生方や頑張っている児童の姿、面白いユニークな取り組みをしている学校などたくさんあるでしょう。
その露出が少なすぎるのも「崩壊」の文字ばかりに注目がいく要因のような気がします。確かに学校現場はブラックボックスです。
一部のカリスマ教師のような人が、たまにメディア露出して圧倒的な授業や学級運営をしている様子を流す程度だと、それ以外の大多数の教員はレッテル貼りから脱却することは永遠にできないでしょう。
教員の情報開示、相互理解が深められる取り組み、風通しをよくする活動が今まで以上に求められるようになるとまた少しは変化が起きるでしょうか。
それとも、それは負担が増すだけだからと検討の余地もないでしょうか。
コロナ以降、学校現場の在り方は今まで通りには決していかなくなる以上、今までのことを見つめ直すことにやりすぎということはないと思っています。今朝、私の同僚の心身ともに悲鳴をあげている様子を見て、このままではその同僚の命が危ないと感じている。今、私にできることは何かと考え、責任ある人に訴えていっている。それでも、このまま何も変わらないようであれば、その同僚を守るために、新たな手段を講じる。それにしても、同僚の様子を知っている責任者が、なんの動きもみせないことに、私は正直驚きを抑えることができない。