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野菜の品種はとても奥深く。
タネ屋さんに行くと飽きることがありません。キャベツ、ブロッコリー、ホウレンソウなどは無数に品種があり、形状や植え付けから収穫までの日数、作付けの季節、地域性などによって使い分けられています。
今でも東京あきる野市の野村殖産とか、神奈川相模原の北相種苗のように生粋の種苗小売店というものがありますが、見ていて飽きることがありません。

そのなかでも圧倒的なスター品種というのもあります。
ナスであれば千両2号、人参であれば向陽2号、ミニトマトならアイコ、中玉ならフルティカ。。。
という農家であれば知らない者はいないほどのブランドとして君臨しています。
育てやすく、揃いがよく、出荷の見込みが立ちやすい品種です。

でも、そこから差別化を図ろうと、いろんな品種に挑戦する農家もいれば
それに応えようと、新たなスターの座を狙う品種もあります。
私は遊びで種取りもしていて、星形オクラの「ダビデの星」はもう6年ぐらいタネ取りのものを使っていますが
横浜の苅部さんのように農家自らタネ取りを繰り返して品種登録する強者もいます。

ちょっと詳しくなるだけで料理も外食も素材の背景やドラマが見えてきて格段に楽しくなりますよ。
とても面白い記事でした

種のサプライチェーンのお話ですが、スタートアップ業界と比較しながら読ませていただきました

例えば、農業のPDCAサイクルは1年に対してインターネットのサービスだと約3ヶ月

種取りの考え方や手法はVCの投資先選定に近いような近くないような(自分が正しいと思ってるやり方は科学的に証明されていないので不安になってきました)

固定化の流れはスタートアップの資金調達のステージ(シードラウンド、シリーズA、シリーズB。。。)に見えました(もはや職業病 笑)

種苗業は鉄道と市場で進化した、というのもスタートアップ業界もインターネットや株式市場の活性化で進化した背景と似てますし

どの業界も原理原則や本質的なところは通じるものがあり、データを使ってセオリーを発見・開発しないとな、とモヤモヤ思いました
歴史をしらなかったので、とても興味深い記事。
特徴をどれだけ確率高く発生させるかというのは、野菜に限らず、企業の新製品開発や組織作りにも概念としては拡張できると思う。多様性とのトレードオフで、ゴールが決まっている場合はそれが良いのだが、一方で前提が大きく変わるときには多様性が低い場合は次の世代を産んだり、それに適した環境を再構築するのが大変。
モノの一面だけ見ていたのではダメだな。というのがよくわかるレポートです。「食を守るために、タネの知識を正しく身につける」ことの大切さがよくわかりました。

食材を購入するとき、料理を食するときに、タネのことを思う浮かべるのも一興かと。品種によって同じ食材でもまったく違う。日本酒はそれが明確に出ます。