[ワシントン 4日 ロイター] - アメリカン航空グループ<AAL.O>は4日、7月に国内運航便を大幅に拡大すると発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響により、国内便の輸送能力は5月に前年同月の20%、6月は25%に低下していたが、7月は55%以上に引き上げる。

また国際便の輸送能力は前年同月の約20%とした。国内便、国際便を合わせた7月の輸送能力は前年同月の40%になるという。

ネットワーク戦略担当シニアバイスプレジデントのヴァスー・ラジャ氏は、7月のピーク日には約4000便を運航すると述べた。5月のピーク日の運航数は約2000便だった。ただ、新型コロナ危機前のピークである1日当たり6800便は下回る見込み。

発表を受け、株価は一時約53%上昇した。