米国の失業給付、3分の1近くが未支給-失業者急増に支給追いつかず
Bloomberg.com
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それでも米国の個人消費所得統計を見ると、ロックダウンの影響で4月の名目個人消費は前月比▲13.6%減ってますが、個人所得は現金給付などが補ったことで同+10.5%増えてます。
それでも失業保険給付の1/3近くが未支給とのことですから、米国の財政政策おそるべしです。シリコンバレーのテクノロジー企業で働く我が息子も失業(furlough)しましたが、最近になってようやく失業保険支給が始まりました。「会社が発行した書類の日付が間違っていた」ことが理由で遅れていたそうです。混乱の中、いろいろなところでドタバタが起こっているようです。
雇用統計を見ると、失業が多いのは行動規制で営業停止となった小売・飲食のような接客業。一般論として貯蓄がない人も多い職業だろう。
そのなかで失業給付がないと様々な支払いに苦労することは想像に難くない。また各種ローンの遅延率が上がってきているはずで、そのリスクについても気にしたい。