世界の航空会社が徐々に運航再開。今夏は旅行に行けるのか
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日本については、すでに今日から首都圏と北海道をのぞいて、府県を越えての移動が解禁となっています。このままコロナ対策がうまくいけば19日から首都圏や北海道含め都道府県越えの移動が解禁となり、国内の移動については制約のない状態に戻ります。
したがって今後は国際的な移動についてが焦点となりますが、すでにイタリアやスペインなど一部の国では観光目的の入国も解禁する方針と報じられているほか、厳格な「鎖国」を実施していた中国でもビジネス目的の外国人の受け入れを始める方針と報じられており、徐々に緩和の方向に向かっていることは間違いありません。
すでに市中での感染がほぼ抑えられている中国やベトナム、タイなどといった国から先に相互のビジネスおよび観光客の受け入れというふうに緩和が進むかもしれません。WHOが中心となって、必要な検疫の体制を設定してくれればさらに受け入れ可能国は増えるのですが、その結果を待ちたいところです。いわゆる観光客となると、相手国側がどういう出方をするかですね。
日系航空会社では海外の先行きが不透明な分、沖縄人気が強まるとの見方があり、沖縄のオーバーツーリズム問題が再燃するのでは、と危惧しています。エアラインの運行再開よりも各国の出入国制限が解除されなければ海外旅行や訪日外国人旅行に期待することは出来ません。
今すぐに世界中で移動が可能になったとしても、ロックダウンや自粛で収入が減ってしまった人たちがどれだけバカンスや旅行に出掛けられるのでしょうか。
今後しばらくは日帰り旅行や身近なレジャー以外の旅行は贅沢な楽しみになってしまうかもしれません。