【最新決算】アリババが「30%成長でも喜べない」理由

2020/5/25
中国のEコマース(ネット通販)最大手・アリババの成長は、新型コロナウイルスの感染拡大という逆風の中でも止まらない。
アリババグループが5月22日に発表した最新の通期決算で、年間総流通額が初めて100兆円の大台を突破したことを明らかにした。
ただ、2020年3月期の通期では、売上高も純利益も成長する増収増益の決算だったものの、2020年1~3月の第4四半期は、利益が大きく減少。
新型コロナウイルスの影響がアリババにも大きく及ぼしたことが見てとれる。
さらに、中国国内では激しい競争もある。二桁成長を続けても喜べないアリババの「事情」を、最新の決算から分析する。
今期予想は売り上げ30%増
アリババグループの売上高は、2019年4月〜2020年3月の1年(2020年3月期)に前年の同じ時期と比べて35%増えて約7兆6000億円に達した。