顧客は免許不要、ソフトバンクが提供を目指す「プライベート5G」とは?
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エンタープライズ用途でプライベード5Gは、私も本命だと思います。
工場やキャンパスネットワークなどでは、ワイヤレスネットワーク接続にかかり、以下のような特殊な要件を含むことが知られています。
・高いデータセキュリティ
・更に著しく高いレベルのレイテンシー
・スループット
・信頼性そして送受信電力の最小化
この要件を満たすために、これまで伝統的に閉域ネットワークが志向されてきました。そして5G時代において、出てきたのがローカル5Gと言われる5Gの閉域ネットワーク化技術です。
一般的に5G基地局の建設コストは高額で、利用性を最大限高めたカバレッジを高帯域で実現するには、大量の基地局が必要となり、キャリアでもその設置負担が大きいもの。ローカル5Gも同様に、その設置コストが負担でした。
そこで5G-ACIAの創設メンバーでもあり、ソフトバンクが買収したT-Mobileの親会社ドイツテレコムは、公衆網とL2で閉域性を個社に確保できる「プライベートLTE」を同一インフラ上に組み込んだ「Dual-Slice」ネットワークソリューションを提供しており、シーメンスの工場に導入しています。
https://www.telekom.com/resource/blob/557646/aa5e14e391bfc07b39e98632df8b2040/dl-infografik-5g-campus-netze-en-data.pdf
このドイツテレコムの取り組みは、2年ほど前にコンセプトが発表された後、ちょうど1年前にシーメンス工場にて試験導入が始まりました。
国内の5G展開に合わせたクイックな対応、さすがソフトバンクさん。構内LANを無くすといったアグレッシブな取り組みにまで進めてほしいです。楽しみです。5G自営網であるローカル5Gに対するサービス。ローカル5Gは、ライセンスが必要で独自で閉じたネットワークを構築できる。ローカル5Gは、専用装置が出始めており、キャリアの基地局より安い。
今も、キャリアがWi-Fiのニーズを全てキャリアが吸収できているか、プライベート4Gが普及してるからというと、そうではない。
キャリアサービスの方がコストが高くなるからだ。
ポイントは、通信量無制限のサービスを安くできるかになります。
一方、ローカル5Gの運用も、通常のネットワーク技術者で対応できるか、運用技術の汎用化も必要です。