(ブルームバーグ): 中国インターネット検索最大手、百度(バイドゥ)が18日発表した1-3月(第1四半期)の売上高はアナリスト予想より小幅な減少にとどまり、同社は4-6月(第2四半期)についてより楽観的な見通しを示した。

1-3月期の売上高は前年同期比7%減の225億元(約3400億円)。アナリストの予想平均は219億元だった。4-6月期の売上高は5%減-4%増と見込んでいる。

同社の創業者で最高経営責任者(CEO)を務める李彦宏(ロビン・リー )氏は発表資料で、「中国で新型コロナウイルスの感染拡大が抑制される中、オフラインの活動が回復しつつあり、当社は中国の経済再開で恩恵を受ける立場にある」と指摘した。

18日の米株式市場時間外取引で、百度の米国預託証券(ADR)は一時10%高を付けた。

原題:Baidu Weathers Covid Slump Better Than Expected, Sees Rebound(抜粋)

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