経済がコロナ危機乗り越えるまでゼロ金利維持する=米FRB議長
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昨日の米株の大幅上昇は、ワクチンのニュースとならんで、このパウエル議長のこのペップトークがポジティブに作用したと考えられます。先週のネガティブは発言を捕捉説明して、必要に応じてもっと何でもやる、と明言してます。そもそも、一般のテレビ番組にFRB議長が出るときは、ペップトークが目的です。
「金利をゼロ付近に維持する考えをあらためて表明した」とのことですが、新型コロナウイルスに伴う景気下振れリスクを睨みつつ金融緩和を維持するのがFRBの基本姿勢です。
トランプ大統領がファーウエイへの全面的な禁輸措置を打ち出すなど大統領選を前に様々な不確実性が渦を巻いていますので、ゼロ金利政策が当面続くのは当然想定されたところかと思います。感染拡大が一巡して経済活動が再開すれば長期金利の上昇に連れて徐々にスタンスを変えるでしょうが、どんなに早くても今年の後半以降になるんじゃないのかな・・・ (・・;