厚労省が実施した抗体検査の性能評価、業界関係者から相次ぐ指摘
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注目のコメント
献血検体を用いた抗体検査キットの性能評価の結果詳細をみてとても違和感を覚えていました。
そもそも今回の調査は『性能評価』が目的で、『抗体保有率』を調べる目的ではなかったと思うので、記事後半のバイアスについての指摘はさておきますが、
そもそも『性能評価』ができない研究デザインであることは見過ごせません。
この研究ではキットのvalidationができず、
来月行われるという大規模抗体検査でどのキットを採用するのか、なにを選択の根拠とするのか、今回の研究からは判断できないと思うのですが。
そしてなぜこの研究デザインが通ったのかも不可思議。抗体検査キットの性能試験のために、献血の血液を使用した。キットの性能は、すべていまいちだった。というのが、結論ではないだろうか。
なのに、陽性率の値が一人歩きしていることが、とても不思議です。献血された方だとしても、随分陽性率が低いですね。
これが本当ならば、アメリカなどと比較して、日本人の感染力は特異性があることになりますが、3月まで満員電車で通勤していて、これしか陽性者がいなければ驚きです。
だから、アプローチが間違いなんですね。
↓
今回の研究結果から、「東京都で0.6%、東北6県で0.4%が陽性と判定された」