akippa、駐車場内で発生した自動車保険適用外の事故も補償へ
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注目のコメント
駐車場の利用者はもちろん、駐車場オーナーも保険料の負担はないとのこと(間接的には、どこかの価格に転嫁されることはあるでしょうが。)
こういう保険は個人がそれぞれで備えるよりも、シェアリングエコノミー単位で準備する「企業保険」のほうが効率的。保険会社の側も、ユーザーやオーナー1人ひとりに加入勧奨していくより、180万人分まとめて一挙に補償提供するほうが効率的です。
この保険制度、保険会社側の目で見ると、当然ながら収入保険料よりも支払い保険金のほうが少なくなるように制度設計をすることになります。裏返せば、保険料負担者であるakippa側から見ると、保険によって得られる補償よりも保険料負担のほうが大きくなる年度のほうがほとんどということです。保険契約者の側からすると不利な取り引きのように見えますが、こうした企業保険は「プラットフォーム運営の安定化」のための制度であり、超過負担は安定化のためのコストみたいなものです。サービス提供価格への間接的な反映をどの程度にするかとともに、利用者の満足度やリスク管理態勢などを含め、事業運営全体の中で総合的に評価していくべきものです。
将来に自動運転の時代になると、自動車保険自体も、事故に対する補償は個人で備えるのではなく、メーカーまたは運転を制御するシステム事業者側で用意するのが主流になっていくと思います。