ウィズ・コロナ時代の備え 「命と経済」両立戦略を
日本経済新聞
7Picks
コメント
注目のコメント
第1段階ではエッセンシャル・ワーカーといわれる、医療従事者や食品スーパーの店員、電気・水道などライフラインを担う人、警察消防など全労働者の4割にあたる人に繰り返し各種検査を実施。陽性者は公的な所得補償をした上で隔離し、職場には感染者がほぼおらず、安心して働ける環境を整える。
続くフェーズ2では、日用品の生産や食堂、公共交通など日常生活に必要な機能を提供する約3割の人に検査対象を広げ、その後は美容院など遠隔では難しいサービスに、最後にオフィスワーカーにも検査範囲を拡大する。記事の中で米ハーバード大倫理センターの提言も引用されているが、”1日500万件以上の検査態勢を確立してら社会基盤を担う人から順に正常に近づけていく”ことがまさに重要。現在、日本は「地域単位」で経済活動を再開させる方法だが、「職業単位」での再開にシフトした方がウィズコロナ時代の備えとして賢明である。