河井夫妻、地元議員らに計700万円超持参 参院選前に
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朝日新聞は一面トップでこの記事を扱っています。検察としても検察庁法改正案が社会に大きな議論を呼び起こす中、きちんと毅然と厳然とこの捜査に臨むと思います。それにしても、この事件は、金権選挙への先祖返りが簡単に起きてしまうことを強烈に印象づけました。今は弊害が目立つ小選挙区制ですが、保守同士が同じ選挙区で争う形に戻ると再びこういう古典的な買収事件を誘発することを教えたとも言えます。一方で、小選挙区制は一強政権につながり、一強政権はえこひいきが簡単なことも、この事件は同時に示しました。考えさせられます。
単なる又聞きの別の政治家の話ですが、支援者への挨拶回りの際、現金をもらうまで決して帰らない猛者もいるもよう。現金が必要になるとふらっと挨拶にやってきて、一方的に他愛もない雑談を続けた上で、現金を受け取ると、毎回そそくさとその場を後にするとのこと。真偽のほどは不明ながら、政治家やその秘書たちにとって、こうした類いの現金のやり取りは日常的に行われているのだろう
このようなカネを使って当選した議員に問題があるのは当然としても、このようなカネをポンと渡して「これで懐柔してこい」とした党には問題がないの?
いずれにしても、政策や本人の人格ではなく、カネの量によって当落が大きく左右するという選挙運動の構造について問題を感じずにはいられません。
ここまでデジタル化が進んだのだから、オンライン投票に合わせて、当該候補者が一体どのような人物で、どのような思想を持ち、どのような政策を進めようとしているのかが解る仕組みが必要に思っています。
まずは最高裁判官について、投票所等に設置されたタッチパネル式デジタルサイネージ等で、今までどのような裁判でどのような判決を下してきたのか表示するのをやってみたらどうかと思います。
名前だけ見せられても、殆どの人は判断できないのが実態ではないでしょうか。
そして、殆どがポスターやイメージだけで投票されてしまう議員選挙も依然とその延長線上にあると思います。
(再掲)