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「睡眠は時間より質」と語る小林弘幸教授が実践している、寝る前の習慣。「3行日記」をつけて、「タッピング」「ストレッチ」「呼吸法」を行います。
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「新しい生活様式」への転換が求められている今、環境の変化に心身が追いつかず、疲労や不調を感じている人も多いだろう。
そんなストレスフルなときこそ、「自分でコントロールできるルーティンを作ることが重要」と語るのは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏だ。
免疫にも重要な役割を果たす自律神経と腸を研究する小林氏に、自身が実践する生活習慣や仕事の哲学を交えて、心身の健康を維持し、仕事で高いパフォーマンスを発揮するための極意を聞いた。(全7回)
■第1回 コロナに負けず、心身の健康を維持する毎日の習慣
■第2回 自律神経のバランスを整える方法
■第3回 腸内環境を整えて、免疫力アップ
■第4回 睡眠の質を高める「3行日記」と3つのルーティン
■第5回 疲れたときほど体を動かす
■第6回 「誰も信じるな」は外科医の鉄則
■第7回 本の出版は外来に代わる医療の一つ参考になったので備忘録:
・睡眠の質を高めるには、寝入りの90分が肝心
・寝入りの90分のノンレム睡眠中には、脳の下垂体から分泌される成長ホルモンの分泌が活性化
・成長ホルモンは傷ついた組織を修復し、新陳代謝を促すなど心身の活力やアンチエイジングにも関わる
・就寝時にもルーティンを作る
就寝の3時間前までに夕食
1時間前までに入浴
入浴のあと「3行日記」「今日失敗したこと」「今日一番感動したこと」「明日の目標」をそれぞれ1行ずつ、手書きで端的に書き記す+「2日前の夕食のメニュー」を書く
・眠りにつく前には、「タッピング」「ストレッチ」「呼吸法」ショートスリーパーの人に話を聞くと、寝ようと思ってからほとんど意識的にノンレム状態に持っていけるということでした。睡眠の話を色んな人に聞くと、眠りの質には性格や考え方が大きく影響していると感じます。
経験的に一番眠りの質をコントロールできる人は、理詰めで考える人、分からないことを放置しない人です。次に楽観的な人、一番危ないのは神経質で何でも気にする人。
出先で家の鍵を掛けたか心配になる人は、それを考えるのがまずいのではなく、そう思うのに思わないようにする対策をしないのが一番の問題だと思います。その結果不安が溜まって不安で心が一杯になっているようなケースが多く感じます。まず徹底的に気になることは潰す。それが安眠への第一歩ではないかと。