いったい検察庁法改正案の何に抗議しているのか
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とんふぃさんの超絶わかりやすい記事。
こういう法案が出るときは、権力者(決定権を持つ人間)に対しての脊髄反射的否定から入るので、大概、燃えやすい。
その結果として、課題の構造が見当たらず「有名人も言ってるし、みんなが悪いと言っているから悪い」という思考のショートカットが生じてしまいやすい。だからこそ、意見を持った上で、調べたり、賛否両方の意見を聞き、ファクトチェックをする作業を日ごろから癖づけることが重要であると、今回の騒ぎを見てて思う。
そして、改めてメディアが何を真実として報じ、なにに社会を怒っているのか、または、その怒りの矛先・根幹は正しいのか?を伝えることがこれからさらに必要とされてくる。こうやって、個人発信でわかりやすい理解・納得ができる情報がでてくるのであれば、メディアの存在はなにか?を問われるのは当然のことだと思う。
ちなみに、最後になるが
僕自身は、法案の内容を理解しているが、法案成立までの流れについて納得が全くいってないので、抗議する立場です。
注目のコメント
皆様、ピックしていただいてありがとうございます。
たくさんの方に読んでいただき、嬉しく思います。
私は普段は企業法務に従事しているため、法曹の端くれではあるものの行政法の専門家ではありません。ただ、Twitterで流れてくる「検察庁法改正案」に関するツイートを見ていると、「そもそも何が問題なのか」をきちんと整理したくなりました(それは自分自身のためです)。
ですから、実際にはもともとこういう整理をしていたわけではなく、今回たくさんの資料などをかき集めて自分への備忘録のような形で書いてみたという次第です。
本件に限らず、とにかく一次ソースにあたり、自分で疑問を感じたことに自分で納得のいく解を取りに行く姿勢が重要であるとつくづく感じました。ものすごく分かりやすく事実を整理されていて、とても勉強になりました。
こういうnoteはとてもうれしいです。感謝感謝。
1④の法令解釈の強引な変更の問題と、今回の法改正の問題を
意図的か知りませんが混同されてTwitterで盛り上がっている印象があって
気持ち悪く感じていたのですが、それは間違いではなかったようで。
ただ、今回の法改正の文言に変なものが紛れているように私も感じます。
「内閣」が決めるのって政治的意図を感じざるを得ませんね。
結局のところ、とんふぃさんも仰っている通り、
盛り上がり方が間違っていたとしても、改正を含む立法をするには
国民の納得感をちゃんと得たうえですべきだと私も考えています。
そういう意味で、今の状況のままこの法案を通すのは私も反対です。
ナントカ民主党がちゃんと議論できるのかというのはひとまず置いておいて、
このまま強引に改正案を成立させたら、内閣支持率が落ち込むことになりそう。コロナも原発も今回の問題も,殆どの人は専門家じゃない.
そこに,「時間が無い」と煽られ,思考能力を落とされてから,「なんとなく怖い」からNO(または無思考のYES)を言わされる.
保留して,冷静な専門家の意見が出るのを待ち,読む
そうすると大抵,時間は有って,単純な正解は無くなる,そして自分の専門外だと気付き,自分(如き)の意見を積極的に広める意味を感じなくなる.
社会問題への対処はその繰り返しだと思う.
優しく解りやすく,「一方的な正解」を提示する人は単に社会問題に乗じて,ポイント稼ぎしたい人だ.
真に優しい人達は誰もが,いつも,「正解は無い(あなたが決める事だ)」と言ってくれる.
今回もそんな「言い切らない」専門家にお世話になった.
とんふぃさん,ありがとうございました.