萩生田文科相、困窮学生へ現金給付検討
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これまで有耶無耶になっていた大学の価値の見直しが、現在のようなオンライン授業によって、改めて必要になっていると感じる。
高い学費を払って大学に行く意味は、大学進学率の増加に伴い大学が大衆化し、就職予備校としての位置づけが大きいことに起因すると考えられる。実際に社会では学歴主義が否めず、個人の優秀さを大手企業にアピールする手法として偏差値の高い大学を出ることが王道であるからだ。
現状のオンライン授業での学びを考えると、学びは場所に左右されることはないと強く感じる。「どこで」学んだかではなく「何を」学んだかへのシフトしつつあるのではないか。
今後の動きとして、大学以外での高等教育の実現を期待する。
また将来的には全て無料でネット環境さえあれば、誰でも高等教育が受けられる日がくるのではないかと思っている。(そうなると大学の存続に関わるが)
全ての人が教育格差なく学べる時代を期待する。
とはいいつつも、大学としての価値は学業としての価値に留まらなず、コミュニティ等大学でしか得られないものもある。さらには研究機関としての役割もあり大学が無くなることはない。しかし、学ぶ場とは分離できるのではないかと感じてしまう。
注目のコメント
10万円の特別給付金の時もそうだったが、与党の内部での公明党の突き上げで、政府が動くという構図で、いろいろなバランスをとりながらも迅速に物事を動かさなければならない今のような時に、これはこれで良いと思う。
政府のイニシアティブで動くこと、自民党の提言で動くこと、与党の一翼であっても別組織である公明党が突き上げて動くこと。動けば、方便はなんでも良い。
一方、大学で長年学生と接してきている立場から言わせていただくと、とにかく今回のような学生への現金給付は迅速にやってほしい。
5月の11日(月曜日)からは多くの大学(学部)で授業が動き出す。学生たちも完全な巣篭もり状態から、教科書や参考書を買ったり様々な雑費が必要になってくる段階が始まる。
教科書についていえば生協で買ったものは、支払いを「給付金」が支給されるまで待ってあげるなどの対応も検討できると思う。あと、地方から状況したての一年生については、勝手もわからないままに今のような状況を迎えている子供も多数あるので、手厚い対応が必要だと思う。学生である視点からコメントさせていただくと、
私は周りの友達にとても困窮している学生はいないように感じます。(ほんの一部ですが。)実際、私も実家暮らしであり、ある程度の貯金があるため、困ってはいません。また、友達に一人暮らしの人が多いものも、親からの仕送りや新しい働き口を見つけたり、会社からの休業補償をもらって生活しています。もちろん現金給付のスピード感は大事にしていただきたいが、必要としていない大学生に10万円渡ってしまうと、給付目的に沿わない使い道に走ってしまうと思います。
また、現在私の周りの大学生は時間に余裕がある印象を受けるので、抽象的ですが、オンラインでバイトできる何か、もしくはそれを大学生に伝える何かがあれば良いと思いました。(自分の力不足に悩まされます。)学生・子どもへの給付は迷わずすぐに実行していってほしいです。散々使い込んできた国の負債を返済していくのは後の世代です。後の世代がまともに育たなければ日本は潰れてしまう。
子どもに支給して稼ぎ出せる人に育てば将来何倍にもなって返ってくる可能性があるレバレッジの効いた出資です。