[フランクフルト 7日 ロイター] - 独ルフトハンザ航空<LHAG.DE>は7日、独政府の企業救済ファンド「経済安定化基金」を活用した90億ユーロ(97億1000万ドル)の救済措置を協議していると発表した。

ロイターは先月、関係者の話として、同社が約90億ユーロ規模の支援策についてドイツ政府と協議を進めるのと並行して、破産手続きの下で債権者からの保護を求める可能性があると報じていた。

救済措置には議決権のない株式の発行や担保付き融資などが含まれるほか、増資に関して様々な選択肢が検討されているとした。

また救済条件として、将来的な配当金の支払い停止などが義務付けられる可能性があるとした。