前のめりの「専門家チーム」があぶりだす新型コロナへの安倍政権の未熟な対応
論座(RONZA)
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注目のコメント
東京大学先端科学技術研究センターの牧原出教授の論考。読み応えがあります。安倍政権は専門家会議に責任を押しつけて、トカゲの尻尾切りに走る魂胆ではないか、という指摘です。牧原先生はこう指摘しています。
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第2次以降の安倍晋三政権は、1年ごとに新しい施策で注目を集めようとする場当たり的な政策形成が、地方創生であれ、一億総活躍であれ、働き方改革であれ、ほぼ共通している。また、森友・加計学園問題での国会審議や公文書の改ざん・廃棄に象徴される政府の無責任さは、今に始まったことではない。問題が起これば、専門家に責任をとらせて、延命を図るという狡猾(こうかつ)な戦術も、その延長線上にあるのかもしれない。
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経済問題が前に出てきて、専門家会議には猛烈な逆風が吹いています。ここで責任をとるべき政府がどうでるか。場当たり的な対応がこれ以上続かないことを願います。この通りだと思います。
「専門家の判断はあくまでも専門的・科学的見地からなされるものにとどめ、その助言を受けて政治的決断を下し、責任を担うのは政府のはずである。」