金正恩氏、20日ぶり活動と報道 重体説打ち消し健在誇示
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今回の一連の報道を見て改めて思うのは、やはり北朝鮮情報は韓国の国防部や対北諜報機関、国家情報院の見解が最も正確だと言うことです。
韓国は当然のことならが北朝鮮に様々なスパイ網を構築して諜報活動を行なっていますが、韓国国防部と国家情報院は、アメリカの報道を否定し、一貫して金正恩の健在を唱えてきました。
トランプ大統領が金正恩重病説、死亡説に対して肯定的なコメントを決してしなかったのは、報道されていたようなアメリカの不確かな情報筋による情報ではなく、韓国からの正確な情報を提供されていたからでしょう。
シビアな国際問題は、単なる誤報だけでなく様々な思惑から事実と異なる情報が意図的に流されることは日常茶飯事であり、どのソースが信頼に値するか、と言うことを見極めることが大事です。
今回の騒動で改めてそう認識させられます。限られた動画でしか見ていないのだが、今回登場した金正恩は、他人がことさら「金正恩らしく」しようと振る舞っているように思われてならなかった。
金正恩なら自然に振る舞いそうなところを、ことさらに強面に見せようとする印象があったり、思わず「影武者」説に飛びつきそうになってしまう。
ここで有力な決め手となるのは顔認証だが、当然、韓国と米国の情報機関、そして日本のインテリジェンス・コミュニティも顔認証を試みていると思いたいところだ。
先日、トランプが金正恩の「容態」を思わせるような言葉を口にしたのは、何らかの情報活動の結果を知らされていたからではないのか。
ここはひとつ、日本のテレビ局が顔認証に挑んでみたらどうだろうか。金正恩委員長が5月1日に姿をあらわした。予想通りメーデーの日の登場だった。メーデーの日、労働者の前に姿を現したのは、平安南道が西海岸に面して重要な工業施設がある場所で労働者を激励するため。この地域には順川セメント連合企業所、順川石灰窒素肥料工場、順川ビナロン連合企業所があり工場労働者が多い場所だ。「世界で流れた重篤説を意識して」と深読みする必要はない。