Web会議サービス「Google Meet」が誰でも無料に
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正直なところ、Google Meetは画質、音質、アプリのUI、他のアプリとの連携といった面で、「オンライン飲み会すら厳しいレベル」としか評価できません。誰でも無料で利用できるようになったら、その評価がエンタープライズ・アカデミックのユーザー以外にも広がるだけです。
特にひどいのが、iPadでのテレワーク利用。Google Meetを開きながら、マルチタスク(スライドオーバーやスプリットスクリーン)でメモアプリを開くと、Meetでビデオが映らなくなり、再起動しなければビデオを復活できません。この時点で、Google MeetではiPadを使ったテレワークは不可能です。宿敵Appleのタブレットにわざわざ配慮する必要なし、ということでしたら、G Suiteが入っている会社や組織でも、やっぱり結局Zoomを活用することになり、それってGoogleが目指していることなのか、疑問に感じています。無料になることは素晴らしいことですし、選択肢が増えることも、競争を促してそれぞれの製品が改善されていくので、また素晴らしいことです。素直に拍手を送りたいです。
さて、ちょうど一昨日、初めてGoogle Meetでお客様とWeb会議を行う機会を得ました (※SlackはG SuiteがOffice Suiteです)。
Zoomを普段から使っているので、バイアスがかかっているのだと信じたいですが、UI/UXは残念ながら良いとは言い難いです。また、音質・映像品質 (カメラ映像・画面共有共に) もまた残念で、それでいて帯域はダウンストリームでZoomの1.5倍以上食っているんですよね。
そうそう、音質についてはAV Watchさんが面白い記事を書いているので、ご一読ください。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/1249614.htmlシリコンバレーの公立小中高の多くでは、Google Meetを標準採用してロックダウン中のオンライン教育を続けています。うちの子どもも毎日クラスメイトと会話できて楽しそう。驚くのはこちらの教育におけるGoogle Appsの浸透具合です。Google Classroomという学習管理アプリ、Google Calendar、Google Driveなどが無償提供されていて、相互接続されている。ビジネスの世界ではZoom一択かもしれませんが、教育の世界ではGoogle一択、という世界をみています。