「緊急事態宣言、延長を」と小池知事
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ニュージーランドはまだ国内で感染が拡大していない段階の3月25日に欧米での感染が拡大している様子を見て自国のロックダウンを宣言。先進国の中でもいち早く感染拡大のコントロールに成功している。累計患者数は約1500人だが8割以上が回復済み。死者数は19人。最近の日々の新規患者数はゼロか一桁で全て感染経路は分かっている。
昨日からロックダウンはレベル4からレベル3に下げられたがそれでもやっとレストランはテイクアウトのみ認められただけ。小売りもスーパーや薬局等の必需品以外は依然としてオンラインのみ。まだ日本よりも厳しい。
ニュージーランド政府が目指しているのは徹底的に厳しいロックダウンを断行する事でウイルスを根絶して早く安定的な経済回復を図ること。中途半端なロックダウンでは第2波、第3波が来て結局、経済へのダメージが大きくなると考えている。
ニュージーランドは飲食、ホテル、観光業が重要な産業でロックダウンのダメージが大きいがそれでも80%以上の国民が政府の政策を支持している。
ニュージーランドの銀行のレポートを読んでいると「ニュージーランドは徹底的なロックダウンでウイルスの根絶を目指しているが欧米諸国は中途半端なロックダウンの緩和で感染終息は長引くだろう。従って少なくとも年内は入国管理を大幅に緩和できない。ニュージーランド同様にウイルス根絶に向けて成功しているオーストラリアと2国間のみで秋以降の経済交流再開が議論されている」との趣旨のコメント。
日本との温度差が大きい、、、
ところでニュージーランドのアーダーン首相は女性首相として産休をとったことで有名。今回のコロナ危機に際してBe strong but be kind訴えている。仕事でニュージーランド人接する機会が多いですがニュージーランド人らしいスローガンです。
注目のコメント
この場合の延長のイメージがわかりにくい。5月6日までを5月10日までに延長するのか、それとも5月下旬にするのか。5月10日までを実質、連休と思っている人が多い。数日延長なのか大幅に延長なのかを言わないで、ただ「延長を」では言ったことにならない。
緊急事態宣言の延期についてはある程度みんな覚悟していると思います。ただし、国民への協力をまたお願いするのであれば、それに相応するコロナ対策を立てて一日でも早く実施させなければならないのではないかと思います。今は様々な議論が行われていても、コロナ検査の数やスピード、医療関係者への支援、治療薬などが大きく変わっていない気がします。一日でも早くコロナを抑えられますように頑張って頂きたいです。
延長は概ねの方が理解と覚悟をしていると思うので、このような報道での煽りは不要だと思います。
延長するか否かより、どうゆう状況が解除の条件で、そのために必要なことは何かを繰り返し伝え続けることだと思います。
どう乗り越え、明るい未来に向けた勇気とパワーについてインタビューや報道・発信がされていくことが重要ではないでしょうか。