北朝鮮代表団が週内に北京訪問、食料供給など協議へ＝関係筋

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注目のコメント

• 小原 凡司

  笹川平和財団 上席研究員

  ・2020年04月29日

  やはり、北朝鮮国内では、新型コロナウイルス感染による肺炎が蔓延し、深刻な状況になっているということでしょう。
  北朝鮮は、国内に新型コロナウイルス感染者は一人もいないとし、国境を封鎖して、国内での新型肺炎蔓延の状況をひた隠しにしてきましたが、実際には、食料供給さえままならない状況に陥り、それでも助けを求めることができなかったのです。
  皮肉なことに、金正恩委員長の健康状態が悪化したことが、北朝鮮に、中国に助けを求める機会を与えたのかも知れません。また、そのことによって、北朝鮮国内の感染状況に関する情報も少しずつ漏れ始めたのでしょう。