ドイツのコロナ追跡アプリ、アップルとグーグルの分散型アプローチに方針転換
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国家という視点で、国民の健康的な生活を守るために、どうするべきか。
民主主義という観点で独裁を排除し、どうプロセスを進めるか。
ドイツが出した結論は、
・国家が集中的に管理するアーキテクチャーは採用しない
・アップルとGoogleという私企業のテクノロジーを活用する
・データは国民一人ひとりのもの
・データを拝借する形で感染動態を把握し、民主的なプロセスで国民に対しオープンに開示していく。
中央集権の一番の脅威は、独裁官が判断のミスを犯したとき誰も止められないこと。
そのリスクを排除するために、よりオープンに対応することに舵を切ったドイツ。
Googleやアップルなど、カリフォルニア私企業に対する経済戦争の意味合いでのGDPRが存在するEU。
EU各国の思惑はいろいろあるでしょう。
しかし、ドイツは経済よりも政治、もっというと「民主主義体制の維持」を大事にしたと言えるのではないでしょうか。