ファストリ柳井氏「企業、英知集め経済維持を」
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注目のコメント
この「コロナと世界」シリーズはいい企画だ。今回の柳井さんの意見はいかにも柳井さんらしくて(個人的にお会いいしたことはないのだが)すっきりしていていいね。いつもさすが企業人だ、と感じるのだ。
まず、何でも「政府におねがい、、」的な気持ちはよろしくないと、「一本」、「いいね」。そして、「日本企業の多くが国営企業みたいな意識になっていやしないか、、」とくる。私もそのように感じることはしばしば感じている一人なのだから。
何かあると役所(「お上」ではないのだよ)にご相談なんて、企業人が何かあると、ちょっとでも考えてしまうのは困ったのもです。
しかしインターネットでこの25年ほどでグローバル化世界になったのだが、何となく日本は言葉では「グローバル」といっても、芯からこれを感じ取っている人は少ないように思っている。
「グローバル」といっても「まずは日本で、それからグローバルの世界市場へ」的発想のように感じる。
何事も「グロ=バル世界の中での日本」ということを「まず感じる、発想する感性」を培うことが大事だと思う。
ユニクロがはじめて海外に店を出したのが1995年だったように思うのだけど、パリのプランタンだったのではなかったかな。
柳井さんはすごい事業家、経営者だと思うよ。そして、2年ほど前に書いたように思うのだが、テニスのフェデラーのメイン・スポンサーなのだ。10年契約で300億円。フェデラーのテニスをテレビで見ていると「ユニクロ」の「マーク」が見える。
すごいスケールのアントレプレナーだ。大尊敬。至極真っ当なことを仰られてます。
「コロナ退治で国民生活、特に経済を犠牲にしてはいけない。稼ぐ部分がなければ、生きてはいけない」
「コロナ収束に向け、政府が休業要請をすることは理解できる。だが一斉に休業する以外に、企業はもっと知恵を絞れるはずだ。コロナと共存し、感染拡大を徹底的に防ぎながらビジネスを継続する方策を考え、そうした策をとることもできるだろう。経済が落ち込めば、社会全てがだめになってしまう。あるのはその現実だ」整理のため、要約と自分の意見も少し盛り込んでみました。
◼️全国民の検査で現状把握→自粛要請の効果は検証できる。問題は量の確保と検査結果の報告方法。正しいデータは取れるのか?
◼️ピンチはチャンス→ライフスタイルのありとあらゆるものが変わる可能性がある。こんな時だからこそ、必要とされているサービスを考え抜いて実行できることにチャンスを見出す。
◼️受け身にならない。何ができるか一人一人が考える。
◼️経営トップが率先して動き、現実を受け止めて英知を集結し、本業のあり方を構築し直す。
◼️各国レベルではなく、国家を超えて一致団結すべき。