新着Pick
464Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
実際の診療を担当すると、本当に急激に重症化することを実感します。これは基本的には肺炎の急激な悪化です。

数時間単位で呼吸状態が悪化し、人工呼吸器を使用しなければ救命できません。翌日まで待てなかった例も経験しました。

このような重症化例では必ず酸素が下がり始めますので、パルスオキシメーターでSpO2をモニターしていくことが非常に重要です。

そのため無症状、軽症者が移送されるホテルなどでもパルスオキシメーター設置がされているのは素晴らしいです。動いて下さった関係各所に感謝致します。

しかし自宅待機中ではそういうことができず非常に難しいです。しかし、現在都内を含め近郊でもPCR陽性者が、病院のベッドに空きがないため多くの相当数の方が自宅待機をされています。

いわゆる重症化リスクの低い無症状、軽症者の方は、病院ではなく、自宅ではなく、ホテル移送できることが望ましいです。

しかしホテルの数がまだ不足しており、このままでは自宅で急に悪化する方が続出してしまう危険性が高く、早急な体制の構築が急務です。

現在重症化リスクのある方はホテル移送の対象からは外れていますので、病院での療養となっています。しかしベッド数が足りず、非常に厳しい状況が続いています。
新型コロナで重症化したり死亡したりするケースの多くは、ARDSという肺の障害を引き起こし、人工呼吸を要します。肺の障害ではいわゆる「突然死」というのは少なく、数日単位で悪化するのが典型的です。

ただ、新型コロナの患者の中で、まれですが一定の割合で心筋障害や不整脈をきたすことが報告されています。心臓の問題が起こった場合には、これまで元気だった人が突然倒れたり、数時間単位で状態が悪化したりすることが考えられ、こういった形で報道されている人たちの中で、ある程度心臓の障害が起こっているのではと推測されています。

ただ、それがどれほどの割合で起こっているのかはまだはっきりせず、今後の報告が待たれています。そして心臓の問題が起こった場合、入院の状況下でも、起こってしまえば対応が難しいのが正直なところ。入院していたら助かったのかというのにも疑問符はつきます。

結局のところ、感染しないように3密を避けるなどできる限り予防するのが重要。
重症化するときは本当に急激に、というのがCOVID-19の特徴のようなので、
これが自宅療養ではなく、軽症者としてホテルにいたら助かったかどうかは難しいところかと思います。

高齢であったり喫煙者だったり、リスクの高い方は特に、感染すること自体を避けるのがやはりなにより大事ですね。
いくつかの地方自治体が軽症者を自宅ではなく可能な限りホテルへと方針を転じたのは、このような事象に応じたものと思います。軽症者も重症者も、はじめの1週間程度は同様の経過を辿るため、見分けがつかないのです。

このため、ゼロリスクの方法というのは現実的ではないかもしれませんが、隔離施設における医療者による定点観測は、呼吸回数の観察や酸素濃度の測定を組み合わせることにより、主観だけの観察よりは精度が高くなるものと思います。

また、危険因子があるようなケースでは、医療機関のベッドが入手できるのであれば、より積極的に医療機関で観察をするという選択肢も考えていかなければなりません。

自宅で亡くなられた方のことを思うといたたまれませんが、少しでも多くの方を助けられるよう、医療機関と行政が協力して、引き続きより良い体制を整備していかなければならないと感じます。
この「急激に症状が悪化」というのは、どういうことなんだろう?とずっと思っていました。
完全に理解したわけではないですが、以下の記事を読んで「急激に悪化」というより、「悪化しているのに、自覚症状が出にくい」が事実なのかな?と感じました。

確実に悪化しているのに、それに気が付きにくい、ということですね。


読んだのは以下の記事です。

https://toyokeizai.net/articles/-/346423?display=b


私たちは、新型コロナ肺炎が、最初に「サイレント(無症候性)低酸素症」という酸素欠乏を引き起こすことを認識し始めた。陰湿で検出しにくい性質から「サイレント」と呼ばれている。
肺炎では患者は通常、胸部の不快感や呼吸時の痛みなどの呼吸障害を発症する。しかし、新型コロナ肺炎の場合、当初患者は酸素量が低下しても、息切れを感じない。しかしその間、驚くほど酸素濃度が低下し、中等度から重度の肺炎(胸部X線写真で見られる)になっていく。正常な酸素飽和度は94%から100%だが、私が見た患者の中には、酸素飽和度が50%にまで低下していた例もある。
當間 正敏さんのコメント読んで、あれ? と思ったのですが、

そもそもこの二人は検査結果が出てないので、ホテルに泊まる対象にならないですね。

岡江さんも、志村けんさんも同様。

要するに検査がまるで足りてない。

ただし、悪化する人は咳嗽はなく、微熱だけだったりするので、かなりの注意が必要ですね。微熱ーー>CT検査が良いのかもしれません。

咳嗽がない人が多いのは、気管支には異常がなく、肺胞レベルの損傷だからと思います。DAD(diffuse alveolar damage)と表現します。この感染症の流行の初期から言われていたのが、CTのほうが感受性が高くて早いということです。

今、ものすごい勢いで、肺のCT検査が増えてます。私の仕事の7割は、肺のCT検査の読影になりました。微熱くらいでも、肺のCT撮ると異常が出る人が多いのに改めて驚きます。症状は軽度でも、肺はものすごい異常の人がいます。たぶん、こういう人が、いきなり呼吸困難になるんだろうと思っています。私だけの個人的感想にすぎませんが・・・。二酸化炭素がたまってこないと、呼吸困難は、なかなか出現しないので、パルスオキシメータが必要だと思いますが、一般人が購入するのはやりすぎでしょう。安い中華製買って、すぐ壊れたらバカバカしいし。
他記事https://newspicks.com/news/4845153 のコメント欄に掲載されておられた以下の記事が、どのように急速に悪化していくのかを、かなり明解に説明していると思います。
https://www.sciencemag.org/news/2020/04/how-does-coronavirus-kill-clinicians-trace-ferocious-rampage-through-body-brain-toes
PCR検査の件数が圧倒的に少ない日本では、今後もこのような事例はどんどん出てくるでしょうね。

「検査と透明化」を徹底した韓国との違いを痛感します。

日本でもドライブスルー検査が行われたと報じられましたが、どこに行けば検査を受けられるのはわかりません。

どうして他国と比べて、こんなに検査件数が少ないのか?
理解に苦しみます。
この患者の方の体験記を読むと、さもありなんと思う:
https://note.com/yosimizu/n/nafff6785dc12

症状が出ても検査を受けさせてもらうまでに数日、さらに結果が出るまでに数日、そして結果は偽陰性。医師の機転で入院させてもらったらしいけど、そうじゃなかったらどうなったんだろう??
入院希望者の増大に病院インフラが間に合わないが故、検査数は低いレベルで推移しているのではと勘ぐってしまいます。