LINE経営統合、新型コロナ対策、そして未来──Zホールディングス川邊CEOがすべてを語る
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インタビュー記事の中では、素早い決断を下す事ができた背景として、東日本大震災での経験が挙げられていました。特に今のように誰にもどうなるかわからない環境下で意思決定をするのは非常に難しい事ですが、不確実なものが多い中で意思決定する時に何をやるかというと、これまでの経験、記憶、はっきり記憶はしていないが、潜在意識に入り込んでるものを利用した「勘」を総動員してワーストケースとベストケースのシナリオを作るという事ではないかと思っています。どこまでも守りに入る事は簡単ですが、それでは生き残っていけない。このような環境下でこそ、真のリーダーシップが試されるのだろうと思います。
ビジネスマンに必要な能力は3つあると教わりました。
一つは、テクニカルなことに対応できる能力。これは、仕事を通じて学ぶことができます。二つ目は人間的な能力(ヒューマンスキル)。これは、それまでの人生経験において身に着ける道徳心や包容力です。
そして三つめが10年先を見る能力。これが一番難しい。身につけた知識や情報を総動員して自らの見識を持ち、決断して、周りを誘う。
リーダーシップというのは、こういう能力を備えている人にこそ宿りますね。7割の情報が集まってから決めるのでは遅い。3割でも決めなければ。
"限られた情報しかなくても、リーダーは方向性を示すべき。もし間違っていたら朝令暮改すればいい"