今心配しているのが国内需要の動向。3月は消費税影響程度しか落ちていなかったし、4月に入っても最初の2週間はそこそこ売れていたと聞く。ところが、緊急事態宣言を全国に広げた4月16日以降、急速に国内新車需要も下落が始まった様子だ。要するに、それまで首都圏外の消費者のマインドは悪化しておらず、目立った自粛行動も取られていなかったということ。 ここから自粛が長期化すると、国内新車需要の落ち込みが国内生産活動を想定以上に低下させるリスクがある。世界はゆるり回復し始めているが、日本はこれから悪化のピークを迎える。
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