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米制服組ナンバー2、「金正恩は全軍を掌握」との見方 米軍は上空からの偵察監視を強化

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    北朝鮮のような全体主義に近い政治体制の国に関して、政治指導者の健康状態や動静に関する情報が簡単に得られないのでしょう。
    ハイテン米統合参謀本部副議長の言い方は微妙で、「金正恩委員長が療養中で公務を執行できない、あるいは同国軍の統率力を失ったことを示唆する情報を持っていない」と述べています。金正恩委員長が健康で軍を掌握している証拠を持っているといった訳ではありません。
    要は、情報が無くて分からないから、金正恩委員長が重篤である、あるいは健康上の問題があると断定できない、ということでしょう。北朝鮮国内の政治に動揺が見られず、北朝鮮軍の反乱も見られないことをもって、金正恩委員長が今でも軍を掌握していると推察されると述べたのだと思います。
    一方で、米国メディアが金正恩委員長の重篤説を報道し、北朝鮮が、自国に対する、しかも最高指導者の生死に関わる不正確な情報を流したと考えれば、通常、強い反発や否定がなされるでしょう。しかし、北朝鮮メディアは沈黙したままです。最高指導者が機能していないとなれば、敵対する国に付け入る隙を与えるかもしれないにも関わらずです。
    さらに、金正恩委員長の妹である金与正氏が復権して存在感を高めていることや、他の金ファミリーのメンバーが海外勤務を解かれて帰国していること等から、北朝鮮国内で金ファミリーによる統治の再構築が行われているようにも見えます。その意味もまだ明確ではありませんが、北朝鮮の権力構造に何か変化が起ころうとしているのかも知れません。それが、金正恩委員長が機能を損ねたための補佐体制、あるいは新しい統治体制への移行なのか、それとも反対に金正恩委員長の権力が確立して安定したことの現れなのか、もう少しすれば意味が見えてくるでしょう。
    米国は、ただ「分からない」だけでは済ませません。記事にあるように、偵察機による情報収集に加え、HUMINTなども展開しているはずです。しかし、米国の表向きの反応は控えめで、中国などとともに、今、北朝鮮を巡る問題を複雑化させたくないという意向が働いているのかもしれません。


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