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岩手、北海道で津波最大30メートル 日本海溝・千島海溝地震 内閣府想定

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  • 国内航空会社 気象予報士

    今回の評価は、政府として想定すべき津波対策としての数字をはじき出すのが目的であり、現時点で想像される限り最大クラスの津波とはいったい何mですか、という問いに答えるためのものです。
    ポイントは1611年の慶長三陸地震にあります。北海道から宮城県など東北地方で、東日本大震災クラスか北海道ではそれを上回るような津波であったことを想像させる津波堆積物が見つかっており、三陸というよりは千島海溝で発生した巨大地震なのではないかとみられています。また北海道や東北での津波堆積物の年代測定の結果から、400~500年間隔での巨大地震の発生が疑われ、1611年からすでに400年以上経過している現在、その地震の発生が「切迫している」という表現がされています。これは地震調査研究本部での千島海溝における地震の発生評価とも一致しています。

    三陸から北海道の太平洋側にかけては、南海トラフのようにいくつかの領域で固有のM8クラスの地震があり、これが連動することによりM9クラスとなることが最大級の津波を生み出すとして今回の試算が出されていますが、個人的に特に注目しているのが十勝沖・根室沖の連動です。
    十勝沖は前回は2003年に固有の地震があり、およそ50年の発生間隔を持っています。また根室沖の前回は1973年で、70年の発生間隔ですから、2040~50年ごろにちょうど両者のタイミングがそろうことが想像できます。それぞれ固有でもM8クラスの地震なので、連動するとM9クラスになります。

    あと20年もないかもしれない次の巨大地震にむけて、どのような対策を講じるべきであるのか、この数字をもって次の議論が進むことになります。ちなみに、津波の最大の高さの想定ですから、これより低い防潮堤が全く意味をなさないと断言するのは少し違います。ただし、防潮堤を乗り越えることが大いにありうることを考えておくべきですし、その事実をどのようにつかむのか、避難はどのように進めるのか、という議論を今から行っておくべきであるということになります。


  • 某大手監査法人 公認会計士

    津波30mなんてきたら、震災を機にいろんなところに作った防波堤がまるで意味ないよね。逆に7mとか中途半端な高さで作って、海が見えなくなるから、津波が来てることに気づくのが遅れ、被害が増す恐れすらあります。
    やはり揺れたらとにかく速やかに高台に逃げるしかないんだよ。そうすると山にどこからでも逃げれる林道の整備をした方が遥かに有効で安価なはずです。だけど東北は大手ゼネコンの食い物になって、中途半端な防波堤を莫大な震災復興資金を投じて作ってます。我が国は本当にこんな社会でいいんですか?


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    「北海道から千葉県まで太平洋側の広い範囲が津波に襲われ、岩手県と北海道では最大30メートル近くに達する。少なくとも4道県32自治体の庁舎が浸水するなど被害は甚大になる見込み」は客観的な分析結果として受け入れるとして、人が住んでいるところは抵抗があるので低く人が住んでいないところは高く鉄筋コンクリートなので寿命は100年とも言われる東北地方の巨大堤防があらかた完成したとされるところで北海道から千葉県までの想定を内閣府が公表するのはそこに何か意図があるのでは・・・ なんて万一にも勘繰る向きがあるとしたら、この国の政官業のありかたにあらぬ疑問を抱いている証左かも。「内閣府は今後、有識者でつくる作業部会で防災対策を検討する」とのこと。防災意識の向上などを含め、金額ありきの公共事業にのみ偏らない対策が進むよう念じます (^^;


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