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NY株反落、592ドル安 原油暴落で経済混乱懸念

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  • 元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 

    昨日の米国株式市場は原油先物価格一色でした。

    新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減退懸念と貯蔵能力の限界到達で供給過剰が一段と進むとの懸念からWTI先物5月限月物の価格が史上初のマイナス価格となったことが原因です。一時マイナス40.3ドルまで価格の下落が進む場面もありました。

    世界中の移動制限で原油需要が激減しているにも拘らず、OPECプラスの国々が減産しない事から、保管庫が満杯になり、お金を払ってでも在庫を増やさないようにしたいという意欲から先物価格がマイナスに転じました。

    但し、昨日の動きはテクニカルなものとの見方もあります。何故なら他の限月の下落幅は比較的緩やかですし、限月交代が完了すれば、短期的には市場は落ち着くであろうという見解もあります。因みに、6月限月物は1バレル20.43ドルの値を付けてました。問題は先物市場の機能不全です。このパニック的な価格変動は次の限月決済日でも程度の差はあれ発生する可能性があります。

    今回のパニックは3月半ばに発生したドル買い・債券売り・金売りと同様の現象です。やはり今のような非常事態では、いくつかの先物限月決済を経ないとポジション調整は進まないのではと思います。

    それにしても、原油市場に限らず、金融市場の流動性の枯渇も象徴的です。「自宅待機」状態が様々な影響を社会に与えつつあることを表してます。アルゴリズムも人間のトレーダーもこの様なアノマリーを嫌い、自然とリスクオフモードにならざるを得ません。

    つまり、新型コロナウイルス感染状況やそれによる経済的ダメージを考慮しますと、まだまだ米国株は高値圏に位置していると言えるのです。

    テクニカル的にも24000台を維持出来ないと2番底狙いする動きに拍車が掛かる可能性が高くなります。市場参加者は米国株式市場をまだかなり楽観視している向きが強いですが、それを後押しするようなデータが出て来ないと翳りが出て仕舞うことになりかねません。


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    NCB Lab. 代表

    どんなに乱高下しても驚かなくなってきている自分が怖い。これがwith Coronaの日々なのだから。上がったら売る、下がったら買う。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ダウ-2.44%、S&P-1.79%、NASDAQ-1.03%。
    大分ダウとそれ以外で差が開いた。原油価格の動向は大きいが、一方で業種別には悪いものから順に公益-3.89%、不動産-3.74%、エネルギー-3.29%と、起こっていることの割には「こんな程度」。個別を見れば、Occidental Petroleum -7.63%など下落はしているものの、-30%とかではない。
    原油先物は、現物があるものを金融商品化して、普段は流動性が高いからその現物性が意識されない。しかしこういう時には意識されるし、現物性・物理性を意識せざるを得ないのは実需が減っているから。その実需のすさまじい変化の割に、相場は依然高いなぁと感じる。


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