【藤原和博】「子供の体、7割が水」100年先も綺麗な水を引き継ぐために
コメント
注目のコメント
将来にも綺麗な水を引き継ぐため、子供たちに「水」の重要性を知ってもらう「水育」というプロジェクトについて、藤原先生にプログラムをご体験いただき、お話をうかがいました。
子どもたちの「思考を巡らせる」ための教育とは、どのように成立するのか?
地域社会の教育資源を利活用する「協育」や、
自ら考えて行動し、修正することで育つ“情報編集力”などのお話を介し、語っていただいております。
環境に対する意識が高い若者が増えていることについて、かつての「総合学習」やグローバリゼーションの視点などから言及されているのは、「なるほど!」と合点しました。
ぜひご一読ください!体内の半分をしめる水。
そして、水って。ある意味信用と同じで、一度濁ってしまうともうなかなか元には戻れないという繊細な性質がありますよね。
サントリーだと、お酒じゃなくても、山崎の水が美味しいなと思いますが、
一方、化粧水には、長年、富山の湧き水が肌にあうなと感じてます。
利き酒じゃないけど、水の飲み比べも意外と楽しいかも!?
ちなみに茶道の世界では、7月になると、名水点というお点前があります。
抹茶を点てる前に、まずお客様に、茶碗でお水を飲んでもらう。
その後、そのお水で濃茶を点てて味わっていただくという過程なのですが、
もちろん夏の暑い日にまずはお水どうぞという心遣いもあるのでしょうけど、
このひと手間が、いつもの抹茶もどこか特別な味に感じさせてくれるもので、
飲食における一手間って魔法のようだなと感じてます。
とはいえ、現代建築でこのせわしない日常生活でどうやって?と思うわけですが、
とりあえず!できることからと、私は朝の始まりをいっぱいのお水からにしています。
温度はその時の気分と体調に合わせて。
そのあとにそのお水でコーヒーやお茶を入れる。
なんでもないことですけど、たぶん水育って大人も子供も、
水そのものを意識する瞬間があれば、心豊かな生活につながるかと思います。
そして、それが環境問題への意識改革になっていくとするなら、
茶道ってあらためて完成された教育体系だなーなんて感心するわけですが、
終わりなき世界にとりつかれて9年。
いやまだ9年目じゃないかと、もっともっと勉強しようと思うんですよね。