海外に遅れ取るテレワーク、日本での普及を阻むもの テレワーク実施中の人は5%、これでは接触8割減もほど遠い
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注目のコメント
テレワークそれ自体は推進すべきですが、切り離して議論しないと現在優先すべき事柄を見失います。
テレワークは手段であり、現在達成すべき目的は接触削減です。そして例えばフランスでは職種をもとに推計した結果、テレワーク可能な職種は労働者全体の3割程度と見積もられています。つまりテレワークだけでは8割削減は達成出来ません。大切なことなので繰り返します。
テレワークは必要な接触削減の決め手にはなり得ません。
社会の維持に必要不可欠な機能を維持しつつ必要な接触削減を達成するには必要不可欠では無い産業部門の活動を止める事が必要なことは直視すべきです。
また記事中の「職場支給のPCにはカメラもマイクもない」にも苦笑せざるを得ません。本質を外した実にどうでもよい事です。日本にはテレワークでは必ずビデオで顔出ししなければならない奇習でもあるのですか?
会議中は画面共有等で資料を見ることも多くビデオなんて飾りです、マイクが無くとも仕事で使うようなオンライン会議システムであれば電話で参加するコールイン番号があるはずです。これも手段と目的を取り違えた例だと思います。「会社に来ていればいい」「朝早く来るのが美徳」「残業は一生懸命の証」という3大疾患をまずは治しましょう。
何をすればいいのか?
『評価システムを成果にフォーカス』
これによって、オーバーな話、会社に来なくても結果が出ていればOK、逆に会社に来ていても結果がでなければNGとなる。
完璧な評価方法は存在しないのてわ、何をポイントに置くかですね、つまりトップの意思決定がやはり重要だと。日本ではテレワークは社員が怠けるからNGという人も。
「テレワークは自己管理できる人間のもの、君には無理だ。通勤しなくて人と関わらなくていいからテレワークなんて甘い考えだ。そんな人間がやったってうまくいくはずがない。自粛という正義を振りかざして導入は危険な風潮だ」
いかにも昭和な人が言いそう。
できない理由探しよりできる努力を考えてはどうか。