国際線、GW中も大規模減便 全日空と日航、9割減
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大幅減便ですよね。
世界の状況を見るに、それぞれの鎖国状態は当分続きそうです。
インバウンドも来れませんし、アウトバウンド(日本人の海外旅行)も出来ません。
そもそもゴールデンウィークは、ビジネス需要も減るので、本当はレジャー需要が花盛りですが今年はありません。
日本の都市部は家からさえ出ない状況、緊急事態宣言もゴールデンウィーク明けまでですから、かつてない様相のゴールデンウィークです。
昨年は10日休みなど、本当に大型連休となり海外旅行者も相当増えた年でしたから、落差が激しいです。COVID19感染症拡大の影響で減便しているのはJALとANAだけではありません。世界中の航空会社が定期路線を中心に大幅な減便を強いられています。既にLCCでは減便と利用者減少に耐えられず倒産する航空会社も出てきました。
確かに国際線を利用する人は激減しているのですが逆に貨物取扱量が増えている路線があり、機内はガラガラでも貨物室は満載状態となっています。
世界中の工場等が稼働停止になる中、今後も物資の緊急輸送や農水産物の輸送需要は増加しそうです。航空会社としても旅客機を空港の駐機場に停めたままにするよりは貨物用として飛ばすことで固定費を軽減しながら路線維持した方が得策です。実際、先月からJALやANAも旅客機を使った輸送サービスを増やしています。
COVID19感染症は世の中の人流を止めてしまいましたが、グローバルな物流までは止められないようです。観光客はほぼ皆無でしょうから、残りの1割は有事の方、よほどのビジネス関係者、政府関係者とかそういうところでしょうか。
国内に比べると回復が遅いでしょうから、経営的にいつまでこの状態が続けられるのかが気になります。