患者2割のみ他人へ感染 日本の調査で判明とWHO
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これは、日本では多くの方がすでに耳にしたことがあったかもしれません。厚労省のクラスター対策班が、比較的早い段階から公表していたからです。
これをWHOが認め、公表したところにこのニュースの新規性があると思います。
このようなことが言えるのは、数えきれないほどの濃厚接触者の調査を丹念に続けてきた証でもあります。日々数百人の感染者が判明するたびに、全国で数千人規模の濃厚接触者を調べあげ、健康観察を行ってきたのです。これにより、感染者をより早期に見つけ、隔離することに成功してきたというのが、これまで日本で死亡者数を抑え込めた要因の一端を担っていると思います。
しかし、日本の調査自体にバイアスがある可能性も残されており、熱心に接触者調査を行なっている他国でも確認できるか、という点も重要になるでしょう。
この調査結果が我々のやるべきことに変化を及ぼす訳ではなく、誤解をしてはいけませんが、ウィルスの特性を知り、将来的な大発見につなげるには、このような一つ一つの調査結果の積み重ねが大切になります。患者の2割のみが感染を拡げるスプレッダーになるとのこと。
3密環境ではその規模が拡大します。
お子様でも理解できるようアニメーションを用いて解説する動画を公開しております。ぜひご家族でおうちでご覧ください。
https://youtu.be/MhErT2o8zQg