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映画監督の大林宣彦氏、82歳で死去 肺がんで余命3か月の宣告から3年8か月

スポーツ報知
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注目のコメント

  • ついに。肺ガンで余命3ヶ月、って言われてから映画二本撮った映画監督なんて大林宣彦くらいではないか。
    個人的な思い出を言えば、大林宣彦はただ一人握手したことのある巨匠映画監督である。学生時代にバイトしていた池袋文芸坐で、オールナイト大林宣彦上映の舞台挨拶に駆けつけた監督は、モギリとポップコーン売り場にいた大学シネマ研究会の学生二人をつかまえて「おお、素晴らしい青年たちだ」とあのニコニコした表情で向こうから握手を求めてきたのであった。
    どこからどう見ても素晴らしくもなんともない単なる若僧だった私とシネ研の同輩は言われるまま監督の両の手に右手を包まれるように握手したのだが、一体なぜ監督が素晴らしいなどと言うのか当惑し、無前提にそんなこと言ってくる人気監督の人の良さそうな素振りにナナメな感情を抱いたりもしていたのだった。
    今やその文芸坐の建物は解体されてしまった(その後にはパチンコ屋ビルが建ち、上階に後継の新文芸坐が入っている)。謎の長髪バイト先輩に「チミチミ、チミ達」とアゴで使われながら右往左往し、地下客席を掃除したモップのしまい場に出たネズミの巨大さに驚愕し、オールナイト上映の2本目か3本目は最後列で立ち見するのを楽しみとしていた日々も遠い。そんな中に大林宣彦との握手の思い出がポンと灯っている。
    なんと映画っぽい事だろうか。素晴らしかったのは当時の私たちではなく(それは間違いない)、こうして遠近法的にみる当時の情景が銀幕の中のように映し絵になっている、その映画らしさなのではないか。
    遺作となった「海辺の映画館 キネマの玉手箱」は、映画というものは観客のつくるものだという、文芸理論でいうところの読者論的な視角が込められた作品という。おそらくそこでは映画と人生というものがオーヴァーラップして語られるだろう。この4月公開予定が延期となっているができうる限り早く見たい。
    もちろん傑作は多いのだが、他に挙がらなそうで万人に勧められる映画として「青春デンデケデケデケ」を挙げたい。高校バンド映画の中でも頭抜けた傑作だと思う。


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    株式会社 We Are The People 代表取締役

    大林監督と言えば「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作。特に「時をかける少女」の映像の美しさは今でも鮮明に目に焼き付いています。53歳のワタシにとってはまさに青春、有り難うございました。ご冥福をお祈りします。


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    大学生の時、HOUSEハウスを爆音映画祭で見て、訳わからなくて最高へんてこな気分になりました。なんじゃこりゃ!が今でも大好きで人生が豊かに思えるのは、あの頃出逢った人たちのおかげです。大林監督、素敵なきっかけを本当にありがとうございます。ご冥福をお祈りします。


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