ジョルジオ・アルマーニからの公開書簡 「今回の危機は、業界の現状をリセットしてスローダウンする貴重な機会」
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注目のコメント
モード界の帝王、アルマーニの言葉。
もちろん、ファッション業界はこのコロナ禍で大打撃です。
ここ数年、中国市場への依存度も大きかった。
しかし、このスローダウンによって、本来の服作りに立ち返るチャンスでもある。
過剰な生産、性急な消費に一旦ストップがかかることで、
システムの見直しに踏み込める。
テクノロジーと、クラフトマンシップが強く結ばれることで、本来のファッションを取り戻せる。
ただこれができるのは、テクノロジー、クラフトマンシップ、いずれか、または両方のアセットがある企業のみ。
恐ろしいほどの淘汰の時代が訪れる。
そこでふるいにかけられた企業のみ生き残れるでしょう。
ほかの業界にも言えることですが、
今読むべき言葉です。「現在は乱気流の中にいるような先が見えない状態だが、間違いを正して人間らしさを取り戻すためのユニークな機会でもある」
ロックダウン中のイタリアからのメッセージに共感します。
日本でも、コロナ・ショックは終わりが見えず、経済的にも精神的に過酷な日々が続いています。
その一方で、明るい側面に敢えて目を向けるならば、書類やハンコ主義(私たちはなぜ有給を取得して区役所に行っていたのでしょう?)、毎朝の満員電車、夫婦間での家事負担の偏りなどを是正し、「人間らしさを取り戻す」ためのよい機会(試練)だと考えることもできるのではないでしょうか。アルマーニ氏、かっこいいですね。
確かにアルマーニって毎年のコレクションを見ていても毎年同じですものね(笑)
でも、私は悪いことじゃなくて、むしろ良いことだと思っています。普遍的でいいものは時が経っても古びない。いいものはいいというか。だから着ている方も愛着が湧くし大切にします。
ちなみに、アルマーニ氏もコロナウイルス対策に1億円寄付しています。