中国動画サイト「ビリビリ」、ソニーから4億ドルを調達 コンテンツ強化で協力
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ビリビリの稼ぎ頭はソニーグループ(アニプレックス)のオンラインゲームFate Grand Order(FGO)で、その関連売上が全売上高の半分近くを占めます。
元々こうした実績がありますから、中国におけるコンテンツの流通など両社の協力はメリットが大きく、ソニーとしても更なる関係強化のため投資に踏み切ったのでしょう。
オンランゲームのマーケットやプロダクトの開発能力は圧倒的に中国が日本を上回っていますが、一方で日本の今まで培ってきたコンテンツが生きる新たな場にもなってきたと言えそうです。ビリビリは最近EC連携にもかなり積極的で、日本アニメユーザーやバーチャルアイドルのファンを多く抱えるプラットフォームとして、日本企業の有効活用は益々存在感を増す。
コロナの影響で、消費市場全体のLIVE需要が活性化しており、日本の良質コンテンツとメガトラフィックを抱える中国メディアとの協業は、さらに広がりを見せるのではと思う。
日本が現状に甘んじず、世界から認められる良質なコンテンツを生み出し続けることも重要。新しいことへの投資をきちんと行っているSONYには期待感が大きい。ビリビリは最初こそニコ動のパクリと言われたが、今やニコ動より発展成長している。