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テクノロジーが権力に 仏経済学者ジャック・アタリ氏

日本経済新聞
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    埼玉大学経済経営系大学院 准教授

    ペストの流行は、聖職者も一般市民も皆に及んだことにより教会の権威が失墜して宗教改革の引き金になったことはよく知られています。
    今回の新型コロナの蔓延は、「何に差異がなかった」ことを明らかにするのだろうかと思っています。
    本当にそこに時間を割く必要があったのか、とか、わざわざ物理的に会う必要があったのかとか、そういうことだと思うのですが、それはペストの流行の後に、同様に起きたことかもしれません。本当にその儀式は必要なのか、だとすると、その儀式をする権威の根拠は本当に正しいのか、というようにして、ルターやカルヴァンが出てきたわけです。
    足元で多くの人が苦しんでいることも事実であり、その事は必ず近代国家や我々一人一人が助け合うことで解決しなければなりません。
    しかし、一方で、ポスト・コロナないしアフター・コロナを考えた時、その次代におけるルターやカルヴァンはどういう人なのか、はたまた人間ではない何か新たな技術なのか、人類の歴史において、大きな転換点になりうる、大変興味深い時間を我々は過ごしているということも忘れてはならないと思います。


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    >「危機が示したのは、命を守る分野の経済価値の高さだ。健康、食品、衛生、デジタル、物流、クリーンエネルギー、教育、文化、研究などが該当する。これらを合計すると、各国の国内総生産(GDP)の5~6割を占めるが、危機を機に割合を高めるべきだ」

    そんなにあるのか。もっと少ないイメージだった。

    >「権力の変容が起こるとみている。歴史上、大きな感染症は権力の変容を生んできた。例えば15世紀ごろにはペストの発生を機に教会から治安当局に権力が移った。感染者を隔離するなどの力を持ったからだ」

    私も権力構造の変化に注目しています。国内もですが国際関係も。
    過去の感染症では人口の何割もの人が亡くなったので、労働力不足に陥り、賃金が上がったり労働者の権利が向上したということがありましたが、今回のコロナが大幅な人口減を伴ないとすると、そのような過去の繰り返しは起きないことになります。仮に、悲劇的にもコロナが人口構造を変えるほどの影響があるとすると、まず高齢者の人口が減るので世代間の(権力)バランスが大きく更新されることになるでしょう。そうでないとすると、逆行することもあるかも?

    国際的には、アメリカとサウジの同盟関係への影響が気になるところです。


    >「その後の感染症で、人々は科学が問題を解決すると考えるようになった。治安当局から医学への権力の移転だ。これまで我々はこの段階にいた。新型コロナの対策ではテクノロジーが力を持っている。問題はテクノロジーを全体主義の道具とするか、利他的かつ他者と共感する手段とすべきかだ。私が答える『明日の民主主義』は後者だ」

    かつては「科学主義」が一種の信仰に近いかたちで、社会的信頼や権威のシフトをもたらしたが、今では(「技術」ではなく)「テクノロジー」「データ」が一種の権威的な信仰の対象になりつつある気がします。情報過多でべき乗分布化する世界における社会的意思決定のあり方は、今後どう最適化されていくのでしょうか。

    >「日本は危機対応に必要な要素、すなわち国の結束、知力、技術力、慎重さを全て持った国だ。島国で出入国を管理しやすく、対応も他国に比べると容易だ。危機が終わったとき日本は国力を高めているだろう」

    そうだといいですね。


  • 事業構想大学院大学 特任教授

    あのアタリの弁「権力の変容が起こる…歴史上、大きな感染症は権力の変容を生んできた…15世紀ごろにはペストの発生を機に教会から治安当局に権力が移った。感染者を隔離するなどの力を持ったからだ」


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