バイトダンスの評価額1000億ドルへ、世界最大級ユニコーンの次の模索
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同社はTiktokで日本では有名だが、中国ではニュースAppの今日头条などが先行してヒットしており、その他に西瓜視頻（Buzz Video）など複数のヒットサービスを開発している。
記事にもある通り、今後の注目分野として｢グローバル展開｣｢ゲーム領域シェアの拡大｣｢BtoBツールの展開｣が挙げられているが、中国発のBtoC企業によるBtoBツールの開発に個人的には注目している。
当社でもバイトダンスが提供するオフィスツールのLARK(中国国内では飛書)を導入するが、ユーザビリティはとても軽くWechatが出てきた時の手軽さを感じる。
アリババが展開する「DingTalk（釘釘）」やテンセントが展開する「企業微信（WeChat Work ）」も同様に機能性に優れている。
これまでの欧米が牽引する世界市場では、米国発のBtoBインフラ(Microsoft,Oracle,Salesforce,Zoom,Slackなど)が強かったのに対して、アジアの成長が著しい今後の世界動向で、BtoBとBtoCの垣根がなくなり、BtoB領域で市場シェアを高めていくアジア発のBtoC企業の活躍に目を離せない。ゲーム事業、BtoB領域を狙っているとの記事。すごく納得感ありますね。
確かに最近TikTokのトレンドハッシュタグでもゲームのハッシュタグをフィーチャーしてるのが気になってました。ゲームで成功すればかなりの利益になることは間違いなく、圧倒的な送客エンジンがあるので狙いに行きたいというのは至極当然かなと。
一方で記事にもあった通り、人材の取り合いもそうだし、開発費の高騰や、成功確率を考えると相当難しいと言うのもまた事実。
個人的にはコアユーザーの多いオンラインRPGなどよりも、ハイパーカジュアルとかに振り切った方が送客元プラットフォームとの相性も含めて、良さそうだなとは思っています。”そして今や6万人の従業員を抱え、多彩な製品ラインアップを取り揃え、30カ国に180拠点を持つ巨大企業となった。”
バイトダンスは創業8年でここまで大きくなっているんですね！
■国内ベンチャー系IT企業の従業員数（平均臨時雇用人員も含む）
サイバーエージェント：約8400人 / 1998年設立
DeNA：約3300人 / 1999年設立
メルカリ：約2000人 / 2013年設立
"バイトダンスは絶えずゲーム事業を強化しており、「頭騰大戦（今日頭条とテンセントの争い）」と呼ばれる両者の戦火は日に日に激しくなっている。"
toC向けである程度デジタルで閉じた大きな市場規模を狙うとすると、ゲームになるのでしょうかね。
