米大統領、マスクなど輸出禁止 反発広がる
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一国の指導者が、国民の生命を守るために、国内でも不足している衣料品等の輸出を禁止するのは、選択肢の一つとしてはあり得ると思います。しかしそれには、輸出を禁止すれば国内に十分な供給ができるという根拠があれば、という条件が付きます。
問題は、記事にもあるように、他国が反発し、それら国々から制裁を受ける可能性があることです。現在のサプライチェーンは複雑に入り組んでいますから、米国が自国で生産しているという高性能マスクも、全ての材料が米国内で賄えているかどうかは分かりません。
こうした状況は、トランプ大統領の、グローバリズムへの反発を加速するかも知れません。物資の調達を他国に頼っているから米国の安全を護れないのだ、ということです。トランプ大統領の「アメリカ・ファースト」が加速する可能性があります。
これは、中国の態度と対照的です。中国はすでに他国にマスクを含む医療品等を提供しています。中国は、イタリアに医療チームも送っている他、イランやセルビアにも援助を送っているのです。
グローバルなリーダーには、パンデミックのような世界的な危機に際して、国際的公共財を提供し、危機に対処する力を結集する意図と能力が求められます。これまでのところ、米国は自国の危機に対応するのが精いっぱいで、内向きになっています。反対に、中国がこの真空を埋めるかのように、迅速に行動しています。
新型コロナウイルスは、私たちに、グローバルなリーダーの交代の可能性を見せつけるという副作用も持っているのです。他国が購入したものを強奪したと言われたり
https://newspicks.com/news/4790825
メディアでは日本のマスク配布を小馬鹿にしておいて
マスクを必死でかき集めている。
アビガンを他国に無償提供しようという日本と
どちらが偉大な国でしょうか。
EUでは今こそ連携を示す時だという声が聞こえてくる。
中国は、他国の支援に動いています。