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新型コロナ危機、逆風下のグローバリズムにとどめ?

日本経済新聞
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    プレジデントオンライン 編集長

    アフターコロナの世界はどうなるのか。日経・西村博之編集委員の「Global Economics Trends」が興味深かったです。冒頭に引かれている、この発言が印象的です。

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    「グローバリズムは手に負えないところまできた」。2月上旬、ロス米商務長官はそう嘆いてみせた。「iPhoneひとつ作るのに6大陸、43カ国の、200ものサプライヤーが必要とはね」。
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    私たちはグローバリズムを楽観的に捉えていましたが、コロナ危機はそのリスクをさらけ出しました。特に意識されるようになったのが「中国依存」のリスクで、記事の中心はその話題といっていいでしょう。もう少し引いた視点でみると、記事の後半にある2つの意見が重要だと感じました。

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    選択的な自給自足とデカップリングが進むとみるのが、米国務省の元政策企画局長で、外交問題評議会のリチャード・ハース会長だ。サプライチェーンだけでなく大規模な移民への批判も高まり、危機後の国内経済立て直しに資源を向けざる得ない各国は、国際的な課題への対応にも消極的になると指摘する。米中関係はさらに悪化し、欧州統合も弱まるだろうという。

    米ハーバード大学のスティーブン・ウォルト教授は、極度な相互依存と分業が進んだハイパー・グローバリズムの時代は終わると予想する。国民は自らを守るため国家に頼り、企業も自らの脆弱性を改めようとする結果、開放性も、富も、自由も少なくなった世界が誕生するとみる。
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    残念ながら、世界が「コロナ前」に戻ることはありません。そもそも私たちの世界は「コロナ後」のリスクをはらんでおり、それがたまたまこのタイミングで明らかになっただけです。一喜一憂するのではなく、歴史的な鳥瞰を心がけながら、ニュースを出していきたいと思いました。


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