新型コロナ肺炎の死亡率とBCGワクチン接種政策の関連／OECD加盟国（COVID19 Mortality Rates (LOG) and BCG Vaccination Policies / OECD countries）

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注目のコメント

• 森田 洋之

  医師・医療経済ジャーナリスト 南日本ヘルスリサーチラボ 代表

  ・2020年04月01日

  国によってコロナの死亡率にかなり差があることの原因としてBCGワクチンの接種国か否か、という説がありすでに論文化されています（査読中）。
  
  これを自分なりに検証してみたところ、とても興味深い結果となりました。
  
  「動く棒グラフ」で表現していますので御覧ください。
  
  BCGがコロナに効く根拠としては、元論文で以下のように記載されています。
  
  「BCGワクチン接種などのワクチンは、非特異的免疫効果を生み出し、他の病原体に対する反応を改善することが示されている。たとえば、BCGワクチン接種マウスではCD4 +細胞からのIFN-Y産生の増加によって免疫が強化されているという報告もある。この現象は「trained immunity」と呼ばれ、炎症促進性サイトカイン、具体的には抗ウイルス免疫で重要な役割を果たすことが示されている。ギニアでの研究では、BCGでワクチンを接種した子供は、全体的な死亡率が50％減少することが観察されている。」