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イタリアでの「死亡率」が10%近くに到達しようとしています。この数字の高さについて分析した論文がJAMAから報告されています。この報告では、考えられる理由として3つ挙げられています。これが全て、ではないかもしれませんが、参考になります。

1、70歳以上の「感染者」の割合が多いこと(※ここでは未診断の感染者については議論していません)
中国からの報告では12%ほどですが、イタリアのこれまでの統計では35%を超えており、「感染者」数全体に占める70歳以上の割合が多い特徴があります。特に、80歳以上では中国でもイタリアでも死亡率が20%を超えており、この年齢層の方で感染が広がれば広がるほど死亡者数が増え、高い死亡率に寄与します。

2、「COVID-19による死亡」の定義の違い
イタリアでは、コロナウィルス 陽性の方が経過中に心筋梗塞や不整脈など別の病気で亡くなっても、COVIDによる死亡と報告しています。この死亡原因の定義が世界的に標準化されておらず、これが国ごとの違いに影響している可能性があります。イタリアではその定義をかなり広くとっていると言えます。

3、検査方針の違い
検査も有限のリソースであるため、イタリアでは感染者の増加に伴い、検査をより重症な方に用いることができるように限定してきています。軽症者がより検査を受けにくくなったことから、「感染者数」に含まれる重症者の割合が相対的に増加し、「死亡率」の増加にもつながっています。

引用文献:https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2763667
72才の司祭の方が人工呼吸器の使用を拒否し、見ず知らずの若者に譲り、自らは亡くなっておられます。少なくとも50人の司祭がイタリアでは亡くなっておられるようです。
https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-52015969