これからの変革者は政治家ではなく起業家。テクノロジーで社会課題に挑む、欧州発「パーパス・ドリブン・スタートアップ」たち
コメント
注目のコメント
何だか呼び名ばっかりが増えてる気がしてしまいますが…。
呼び名はともかく記事のポイントは
・ 社会・環境のお困りごとに対するソリューションを最新の技術を使って解決するスタートアップがいる
・ 人々の意識が変化しつつあってそういうスタートアップに投資する人と、彼らの製品・サービスを買い求める人がすでに存在するだけでなくユーザーは拡大傾向にある
の2点でしょうか。
やや乱暴な言い方ではありますが、SDGsに確実に貢献するテック系スタートアップは、その技術・製品・サービスのグローバル展開が期待できるので(だってSDGsは世界共通の解決すべき社会・環境のお困りごとを提示しているわけだから)、世界から資金調達できる可能性がある、ということですね。
日本にもSDGsに貢献する技術を開発しているスタートアップは多いと思うので、「パーパス・ドリブン・スタートアップ」に投資をする人たちにはぜひ日本のスタートアップにも注目してもらいたいと思いますが、それにはまずは海外への情報発信を増やすことが必要か…。政治家と起業家の比較というよりは、欧州初のパーパスドリヴンスタートアップがミレニアル世代やZ世代の支持を背景に伸びている、という内容ですね。
そして彼らが中心となって社会問題に取り組んでいるとのこと。
…まぁそもそも古代から政治家は変革者ではないというのが個人的な認識ですから、政治家以外の個人や集団こそが変革者だとするのは、何の驚きもない趣旨ですね。
ただ、”パーパス・ドリヴン”という点だけみると、同じ理想の元に集まってできた企業は、それこそ〇〇教や〇〇派と呼ぶような集団とどこか似ている気がして、それはそれで面白いです。
もちろんそこにはカリスマが必要な場合もあるでしょう。
古くはプラトン・エピクロス・ゼノンなどの哲学者、マハーヴィーラ・ブッタ・イエスなどの宗教家(宗教家と言っていいのかな…)、孔子・儒家・老子etcを祖とする諸子百家など、政治家以外の存在が時代を変革していったように。
ただ平和を維持するには統治者(民主主義においては矛盾する表現ですが、わかりやすさを重視)と変革者、どちらの存在も必要でしょうから、現代においても政治家と起業家がうまくバランスをとっていく事が重要なのだと思います。日本でも社会課題解決に挑むパーパス・ドリブン・スタートアップが数多く立ち上がり、日本社会が応援、支援する方向に急速転換して欲しいと思います。
ただ、これまでの経済活動とは違う変革者のように聞こえますが、これまでも企業は、その時社会に必要とされるサービス、製品を提供してきたと思います。
それにより生活が便利になり、地球が耐えられないほど経済が発展したため、現在求められていることが、地球環境に負荷をかけない製品やサービスになってきたのだと思います。
社会的な変化をグローバル視点からとらえ、日本社会も、企業・消費者の意識が大きく転換していく必要があると思います。